SAD(社会不安障害)と生きる

社会(社交)不安障害の当事者です。症状のことや対処法について、のんびりと書いてます。

近況報告(美容整形を考えてる話②)

さてさて、暑さがやわらぎ、大分過ごしやすくなってきましたね。

 

最近、ブログ記事にコメントをもらえることがあって、嬉しくなって記事更新します。しかし、社会不安障害には全然関係なくて、美容整形についての話です。社会不安障害について知りたくて、このブログを訪れた方は、他のページをお読みください。

 

このブログで圧倒的に見る人が多いページって、お薬のページなんですよね。

みなさん、社会不安障害かも・・・って思って困った場合、最初に思いつく対策は、心療内科に行って薬を処方してもらうことですもんね。私もそうでしたし。

でも、私の場合は、薬は応急措置として役に立つことはありましたが、根本的にはそんなに助けになったという感覚はないのですが・・・(´ε`;)

 

さて、前回の記事に引き続き、美容整形を考えている件についてです。

 

ossan-nyanko.hatenablog.com

前回の記事はこちら。

二重整形をするべく、何件かのクリニックをまわりました。

 

1件目:銀座にある美容外科

問診票の記入があるので、予約時間の15分前に来てくださいと言われていたので、余裕を持って自宅を出ました。銀座ってほとんど行ったことがなく、銀座駅が最寄りだとすっかり思い込んでいてのですが、銀座駅で降りて、直前に地図を見てみたら銀座一丁目が最寄りとのこと。

 

え!銀座一丁目ってどこ??銀座から遠いの!?とわちゃわちゃして、おまけに道に迷って、到着したのは予約時間ちょうど。

そうでなくても初めての美容外科で緊張しているのに、もうすでに帰りたい気分でした。

 

事前に遅れる旨を電話していたので、問題なく受け付けてもらえましたが、どっと疲れました。しかも、銀座って街も人もお洒落なので、自分が場違いなような気がしてしょうがない。

 

で、問診票を記入して、いよいよ先生とのカウンセリングです。ドキドキ。

先生は、若めの男性の先生で、比較的丁寧に二重ができる仕組みや手術の内容について説明してくれました。しかし、私が気になったのは、先生の耳たぶに片方3つほどピアスホールがあいていること。チャ、チャラい・・・・。

 

あと、先生がカウンセリング中に服の襟口から手を突っ込んで、肩をボリボリ掻いていたこと(しかも、2回。先生、肩が痒いんですね・・・と思いました。)。

 

先生の技術とは関係ないんですが、そういうフィーリングって大事じゃないですか?

このあたりでこのクリニックで手術することはないかなーと思いかけてました。

先生からは、埋没法でも切開法でも希望の二重幅にすることはできるけど、目を開く力が弱いので(目を開く力が弱いので、まゆげをあげて目を大きく開こうとする癖があると言われました。)眼瞼下垂の手術をした方が確実だとのこと。

 

でも、眼瞼下垂の手術はかなり高額。目が開きにくいと思ったことはそんなにないのだけど・・・。何だか釈然としない気持ちでした。

ちなみに初回カウンセリング料金は、無料でした。

 

 

2件目:新宿の美容外科(全国展開している大手)

 待合室の椅子?ソファー?が仕切られていて、あまり周囲の人の視線が気にならないようになっていました。

先生に、埋没法と切開法で迷っていることや希望の二重幅を伝えました。

先生曰く、私の希望する幅なら(比較的狭めの末広型を希望していたのです。)、埋没法でいいとのこと。

 

先生:「そりゃ、切開法を勧めたほうがこちらとしては儲かりますけど、その幅だったらわざわざ切開法でやるメリットが少ない。切開法でやっても40代になって瞼がたるんできたら、幅も変わってきてしまうから。」とのこと。そ、そうか・・・ズバズバ言いますね(´;ω;`)

 

先生に対しては、特に嫌な感じは受けず、質問には答えてもらえましたが、私の瞼に全く触れることもなく、淡々と終わりました。1件目と言われたことが全然違うのだが・・・。

 

料金の説明は、1件目のクリニックもそうだったのですが、先生ではなくクリニックのお姉さんと交代です。埋没法の基本料金は、6万5千円ほどなのですが、なんかいろいろオプションがあって、一番高いのだと30万円近くになるのです。

 

オプションは、麻酔の注射針の太さ、腫れ止めのサプリメントの有無、担当医の違いなどなどのようでした。

 

しかし、注射針の太さが細くて、サプリがあったら、そうではない場合と比べてどれくらい仕上がりや腫れ具合が違うのかと聞いたって、確かなことは答えられないですよね。

実際、お姉さんに聞いたけど、はっきりしたことは答えてもらえませんでした。

そんな曖昧なものに何万円も追加で払うなんて・・・無いな。

 

カウセリング料は無料でした。

 

 

3件目:東横線沿線の美容外科

事前にここのクリニックの先生のブログを読んで、カウンセリングに行きました。

ブログの内容は、二重手術の実施や経過例が記載されていて研究熱心な先生だなぁという印象でした。

 

待合室で待っていたら、先生本人が呼びに来たのでびっくりしました。

埋没法か切開法で迷っているという話をしたら、「自分ではどうしたいと思ってるの?」と聞かれました。

 

するどい質問・・・。

一番の希望としては切開法でやりたい気持ちがあること(埋没法でやってもいつかは取れてしまうので)、しかし、切開法の方が腫れが引くまで時間がかかり、長く休みが取れるかわからないので埋没法も考えていることを伝えました。

 

切開法を前提に、器具を瞼に当ててどれくらいの幅が良いかを何度もシュミレーションしてくれました。

初診料は5,000円ほどでしたが、1時間近くカウンセリングしてもらい、きちんと二重のデザインについて時間を割いてくれて信頼できる感じがしました。

 

先生自身は、そんなに愛想が良いというわけではなく、どちらかというとぶっきらぼうな印象でしたが。

 

手術料金もよくわからないオプションがたくさんあるわけではなく、先生自身が料金についても説明してくれました。

 

 

4件目:銀座にある美容外科(1件目とは別のクリニック)

こちらでも1件目と同様に、軽度の眼瞼下垂があると言われました。

1件目と違って瞼の開き具合を定規を使って測定してくれました。

なので、切開法の手術をする場合、術中の判断で眼瞼下垂の手術を行うかもしれないとのこと。

 

有名は先生で、学会の専門医でもあるので技術は確かなのだろうと思います。

ただ、最終的な料金見積もりでびっくりしました。

眼瞼下垂の手術が加わると、プラスで約65万円、トータル100万円近いのです。

 

そんな・・・手術やってみて終わるまで、65万円掛かるか、掛からないかわからないなんて・・・。もちろん眼瞼下垂の手術をしないでほしいと言えば、そうしてもらえるみたいではありましたが、必要かもしれないのを事前に断るのも変な感じだし。

しかし、手術終わるまで、100万円超えるのかな、どうなのかなとドキドキしながら過ごすなんて、そんなのあんまりだと思いました。

 

 

 

・・・というわけで、最終的には休みもあまり取れないこともあり、カウンセリングを受けたクリニックのうち1件で、埋没法の手術を受けました。

 

ところで、不安障害全般の人に言えると思うのですが、私の考え方は、ハイパーネガティブです。

www.huffingtonpost.jp

この記事は、不安障害を抱える人たちが日常的にどんな不安に直面しているかを紹介したもので、不安障害のある人であれば、「あー、何かわかるな。」と思うのではないでしょうか。

 

私も、何か起きると悪い方に考えるし、物事の良い面と悪い面だったら、徹底的に悪い面を洗いざらい検討して、余計に不安になるということを日常的にやってます(笑)

 

手術の日が近づくにつれて、段々不安になってきました。

よせばいいのに、埋没法の手術の副作用で視力が低下してしまった人の記事を見つけたり、デザインが変な感じになってしまった人のブログ記事を見つけたりなんかして、自分もそうなったらどうしようと、どんどんネガティブスパイラルに入って行きました。

 

私がハイパーネガティブであるのに対して、夫はハイパーポジティブです。

夫に、不安になってきたことを伝えると、「えー、大丈夫じゃない。手術楽しみじゃない。」(ニコリ(´∀`))みたいな感じで返されて、同じものを見ていてこんなに認知の仕方が違うのかとめまいがしました。

 

実際に手術が終わった直後はそんなに瞼も腫れていなかったのですが、翌日から瞼がパンパンに腫れて、ガチャピンみたいな目になりました。

 

https://pics.prcm.jp/dbd803d9c1334/49714128/jpeg/49714128.jpeg

ガチャピン・・・

*1

 

もちろん腫れることはわかっていたのですが、実際に腫れた目を見ると、これがいつ引くのか、キレイな二重になれるのか・・・と不安で仕方なかったです。

 

私:「二重の幅広くし過ぎたかな?やり直さなきゃいけないなんてこともあるのかな?あー、どうしよー(´;ω;`)」

夫:「大丈夫だよ。手術直後の感じはいい感じだったし、先生を信じよう!」

 

こんなやり取りを2、3日続けました。

で、4日目を過ぎたあたりから、腫れがぐっと引いてきました。

そうしたら今度は、「幅狭く設定し過ぎたかな?」と言い出す始末。

 

我ながら、どっちなんだよ!と思いますが(笑)

 

最終的には、アイプチでかぶれることもなくなり、すっぴんでも二重のままなのですごーく楽です!!やって良かったなと思います。

 

手術の件でもそうなのですが、例えば、夫とやり取りをしていると、健康な人と自分の認知の仕方の違いに驚かされることが多々あります。

私は、隙あらば物事のネガティブな面を拾いに行きますからね。そうした認知の仕方も社会不安障害と関係しているのかもしれないですね。