SAD(社会不安障害)と生きる

社会(社交)不安障害の当事者です。症状のことや対処法について、のんびりと書いてます。

小康状態からの症状再発 その①

ところで、リアルタイムの話題を書いているわけではないので、いつもブログを書き始めるとき、前回どこまで書いたんだっけ?とわからなくなります。今もちょっとわからなくなってます、どこまで書いたっけ(笑)?

 

あと、こんな地味なブログですが、アクセスはあるので見てくださってる方はいるようですが、どんな方が見てくれているのかな~と気になりながら書いています。社会不安障害の当事者の人が多いのかな?と思うのですが、どうなのでしょう。私は、あんまり他の人のブログを読まないのですが、どんな内容だと参考になるのかなぁと一応気にしたりもしています。もしブログを読んで、知りたいこと聞いてみたいことなどあればお気軽にコメントください(´∀`)

 

閑話休題

 

前回は、転職後に調子を崩して心療内科に行ったけど、部署を異動したことで回復したところまで書きました。私の勤務先には、大きく分けると二種類の部署があります。詳細は書けないのでイメージしにくいと思いますが、仮にA部署とB部署とします。A部署とB部署でそれほど忙しさは変わらないのですが、扱う事案の内容が違います。

 

ちなみに、私は、転職した当初はA部署に配属されて、しばらくして症状が出るようになりました。そして、B部署に異動して症状が気にならなくなりました。そのときは、B部署での仕事も本当に大変で、悩みまくりな毎日を送っていて(まあ、今もそうなんですけどねヽ(;▽;)ノ)、週末は昼過ぎにやっと起き出すような生活でした。なので、B部署に異動したからって生活が充実したわけでもなかったので、部署異動と症状が関係しているというのは最近まで意識していませんでした。

 

社会不安障害の人の多くがそうではないかと想像するのですが、社会不安障害の症状自体も悩みの種ではあるのですが、症状そのものだけよりも他にもっと大変なことってありませんか?私は、そうでした。大勢の人の前で震えちゃって喋れない、電話を取るのが恐いとかも本当に困るんですよ。だけど、もっと具体的に、職場のこの人と合わないとか、人と親しくなれないとか、仕事が忙しくてくたくたとか、親との関係がうまくいかないとかとか・・・。社会不安障害の症状とはまた違うけど、頭を悩ませることって山ほどあります。

 

で、B部署に異動してからは、向かいの席の人の視線が恐いということはなくなりました。それで、心療内科にも行かなくなりました。B部署に異動になってから1年ほどは、社会不安障害の症状は小康状態でした。その後、転勤となり、転勤先でもB部署に勤めることになりました(ここでもB部署に1年間ほど勤務)。そこでも症状に悩まされることはあまりありませんでした。何なら、20人位を前にして講習的なことをする機会もあったのですが、最初は薬を飲んでやっていたものの、最後の方は薬なしでも何とか乗り切れました。しかし、仕事では覚えることが山ほどあり、仕事もあまり早い方ではないため、連日の残業でヘトヘトでした。

 

話がちょっと逸れますが、社会不安障害の人って仕事遅い人多いんじゃないかなと思います(私がそうであるように)。だって、不安が強いわけで、不安が強いといろんなことが気になっちゃって集中を持続するのが困難だと思うんです。あと、不安だからいろんなことをきちんとやろうとし過ぎて、力の抜き方がイマイチな気がします。大変だよねー、我ながら。

 

さて、転勤して2年目にA部署に異動となりました。A部署に異動して1、2週間ほどした頃だったかと思います。前の席の人がこちらを見たときに(正確にはパソコンの画面を見るためにこちらを向いたとき)、顔が震えてしまったんです。「あ、まずい。」と思いました。2年近く小康状態だった社会不安障害の症状が、はっきりと出るようになってしまいました。ここからは、以前と同じです。また、顔が震えてしまうんじゃないか、相手が変に思うんじゃないかと思って、体が緊張して頭が真っ白になりました。パソコンの画面を見るのが苦痛で仕方ない。前の席の人がほかの用事で席を外してくれていると本当にホッとしました。

 

ちなみに、以前もこの時も、向かいの席の人が特別恐い人だったというわけではありません。まあ、以前のときは、超優秀な上司だったので、多少は恐かったか。でも、この時の向かいの席の人は、あまり年の離れていない女性で、そんなに恐い人というわけでもなかったのです。これまでの経過を考えると、部署異動と症状が関係しているようでした。

 

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