SAD(社会不安障害)と生きる

社会(社交)不安障害の当事者です。症状のことや対処法について、のんびりと書いてます。

人の視線が恐い

私が、社会不安障害の症状に悩まされるようになったのは、高校生の頃からです。

具体的には、授業中に先生と目が合うのが恐くなりました。

 

え、どういうこと?って思いますよね。

多くの人は、先生と目が合うとか合わないってそんなに意識をすることないと思います。私も中学生まではそうでした。

 

でも、高校2年生の頃だったと思いますが、授業中に先生の方を見ていて先生と目が合うと、ぶるっと顔が震えるようになってしまいました。

それを見て先生は変に思ったんじゃないかとか、また先生と目が合ったときに同じようなことが起きるんじゃないかとか、とにかく先生と目を合わせるのが恐くなりました。

震えないようにしようと思えば思うほど、体は緊張し、症状も全くなくなりませんでした。

 

授業中は、先生とはできるだけ目を合わさないように、前を向くとしても黒板を見るか、先生と目が合いそうになると下を向くようにしていました。

こんな自分はどこかおかしんだろうと思い、誰にも相談できませんでした。

 

ただ、高校までって、言われた課題をこなしていれば、何とかやり過ごせたので症状自体のことでそこまで真剣に悩むことはありませんでした。

もともと対人緊張が強く、高校生の頃には、友人の輪に入っていけないとか、人と打ち解けられないことの方が私には大きな悩みでした。

社会不安障害とちゃんと向き合わなければいけないと思うようになったのは、もう少し後になってからでした。

 

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